2023年のお正月、三溪園で文化芸術にも造詣が深かった原三溪が晩年暮らし、当時の文化人の方々との交流の場ともなった白雲邸を会場に様々なワークショップや講演を開催いたします。是非ご参加ください。
また、会期中に一般公開中の鶴翔閣では作品のご紹介や販売も行います。
スケジュール
1月2日(月)
12:30~15:30
■箱瀬淳一 金継ぎ体験(初心者向き) 定員6名
13:00~14:00
■中島洋一 吉祥文様のルーツを紐解く 定員10名
1月3日(火)
12:30~14:00
■箱瀬淳一さんを囲んで 定員10名
12:30~14:00
■辛島綾 「卯形胡麻塩包」 「祝い箸包」 定員12名
14:30~15:30
■中島洋一 吉祥文様のルーツを紐解く 定員10名
14:30~15:30
■辛島綾 「兎の粉包み」 当日受付可能20名まで
1月2日(月)12:30~15:30 定員6名
参加費:3,300円 事前受付のみ
◎持ち物 : 食器ではない欠けやヒビのある陶器、ガラス、
それらを持ち帰る箱、 エプロン、マスク
※今回は初めての方にも安心して参加していただけるように本漆ではなく、かぶれる心配がない新漆を使用して金継ぎ体験をしていただきます。 持ち帰りの箱は器が箱の周囲に直接触れない程度の余裕のある箱に入れてお持ちください。
1月3日(火)12:30~14:00 定員10名
参加費:33,000円 お土産:干支(兔)の盃(φ9.5㎝*H2.3㎝)
事前受付のみ
※お申し込み後キャンセルの場合はお土産の盃をお送りいたします。
※お料理はイメージです。本牧まかど豆松
今の自分にしかできない、楽しめる仕事をしたい…とおっしゃる箱瀬淳一さんを囲んで、お話会を開催いたします。木地を挽いてくれる職人が減ったり、金や銀、漆の価格が高騰したりと取り巻く環境に難しさを抱えながらも、仕事のやりがいや今後の展望について語っていただきます。お正月ということで、能登の地酒を蒔絵の盃で召し上がっていただきながら、ちょっとしたお料理もご用意する予定です。漆器を使うことで得られる豊かさを皆様にも感じていただけたらと思います。楽しいひと時をご一緒にどうぞ。
■箱瀬淳一プロフィール
1975年に蒔絵師である田中勝氏に師事し、5年後に独立。そこから自らの感性に従い作品を作り続けてきました。時には時代に抗い、きらびやかな蒔絵が全盛期とあれば敢えて無地の漆器を作り、周りが無地に寄れば、自分を蒔絵で表現しました。
現在は普段使いの漆器を提案しながら、銀座和光ホールでの個展やヴァンクリーフ&アーペル、クリストフルなど海外のブランドともコラボレーションし、新たな漆の形も追求するため日々仕事に励んでいます。公式HP
1月2日(月) 13:00~14:00
1月3日(火) 14:30~15:30 定員:各回10名
参加費:11,000円 お土産: 白兎草花文錦丸巾着 7.5㎝×7.5㎝ 素材:表地絹錦・裏地白絹
※お申込み後キャンセルの場合はお土産にご用意している巾着をお送りいたします。
数々の文化財や国宝の修復の他、古典織物の研究者で作り手でもある中島洋一さんに新年を迎えるのに相応しい吉祥文様についてのお話を伺います。
お土産には日本神話の一つ「因幡の白兎」を寓意する、雲海を走る白兎、流水に蒲の穂、芙蓉、幸せを呼び寄せる蝶などを織り出した古典織物です。緯糸は山形産紅花、三渓園内蓮の花托、藍、えんじゅなどの植物染料で糸染めしました。
■中島洋一プロフィール
多摩美術大学卒業。古典織物の研究、修復、復元、保存、制作に携わる。伝統文化ポーラ賞 奨励賞、 民族衣装文化功労者 きもの文化賞、S&R財団 ワシントン特別賞等受賞。
2022MIHO MUSEUM 対鹿連戯獣大円紋緯綾錦絹裂外衣修復、復元
1月3日(火) 12:30~14:00 定員12名
参加費:3,300円
室町時代から伝わる包みの作法「折形」を用い、もてなしの心を形にしてみませんか。
「卯形胡麻塩包」は長寿の祝い膳に添える胡麻塩包です。
『赤飯になぜ胡麻塩を添えるのか?』『祝い箸はなぜ柳でつくられるのか?』など日本文化にまつわる考察を交え新年を祝い、食文化に彩りを添える包みをご紹介いたします。※空きがあれば当日の参加も可能です。
※お申し込み後のキャンセルによる返金は行っておりません。